2009年10月22日木曜日

旧都浸水 他

[報道]旧都浸水
「私が見てきた水害の中で、これ程酷いものはない」
旧都オーヴァンブルクを二分するベル川が、大雨によって氾濫。
ミッテ区を始めとする多くの区域が水没し、戒厳令の後国家特務隊災害局が投入された。
被害は1万戸を優に超えており、政府は早急に対策すべく緊急会議を設置。
ハインリヒ・ユング首相は「直ちに協議しなければならない問題、問題解決に尽力する」と発言した。

[報道]世界各地で食料危機発生
「王国は食料確保に全力を挙げる」
世界各国が食料不足に喘ぐ中、貿易機関にて大々的に穀物が取引される事態が頻発している。
これに対しミッテラント王国政府は20000万トンを諸国に輸送し、ヴァレフォール的大難題に当っていく事を広報にて発表。
国王陛下は「全ての人民にパンを」と仰られ、危機的状況が解決するまで黒パンを食する事をテレヴィジョンにて表明なされた。
尚、ミッテラント有数の科学者によって発表される『終末時計』はこの食糧危機によって遂に3分前まで進む事となった。

[報道]大規模軍縮発表。食糧危機の影響?
「機械化が進んだ我が軍は、10万もの人数を抱えていようといなかろうと、国難を打破し、見事問題を解決できると確信している」
国際情勢が揺れ動く中、ミッテラント陸軍は陸軍人口を大幅に減少させる事を報道陣に発表した。
陸軍を退役した臣民には退職金と大規模な農地を与えるとも。
ある大学助教授曰く「この食糧難に際し政府も本腰を上げて来たと言う事でしょう、国王陛下も黒パンを食して臣民への食糧配給を優先なさると仰っておられます。我々臣民も、この重大危機に断固として立ち向かわねばならんのです」

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