2010年1月6日水曜日

グランディオーソ陥落

グランディオーソ陥落
フェローチェ首都が王国陸軍の電撃的侵攻によって開放された。
フェローチェ連盟は愚かにも無垢なる中小国を侵略し、あらゆる国家からの非難糾弾を浴びつつもその破滅的な帝国主義の道を歩み続けた。
これに対し盟友スピリックス連邦はカイバーオーシャンの秩序を保つべく宣戦を布告し、偉大なる国家神州民国もフェローチェに対する軍事的懲罰を開始した。
我が王国もこれに続けとばかりに陸空軍を総動員、最終的には制空権そして首都を治めるに到ったのである。
愚かにもフェローチェ政府はエンスランド共和国と王国の正式な取引を妨害する等見苦しい抵抗を続けているが、我々の正義の行動に影響を及ぼす事は無い。
何れにしろ、フェローチェ国家元首ハイレンべンガーはフェローチェ市民の前にその無残な姿を晒す事になるだろう。この制裁がどの様な形で終わるにしろ…。

2009年11月11日水曜日

グランディオーソにて和平 他

グランディオーソにて和平
ミッテラント、スピリックス、フェローチェ間で行われた「カイバー紛争」は、最終的にフェローチェ誓約者連盟が晦月奇襲侵略を国際会議場にて謝罪し、世界秩序の安定を図る為永世中立を遵守する事で帰結した。
一昨日フェローチェ首都にて激戦を繰り広げた猛者達がミッテラント王国に帰還し、グラーフシュティーアにて凱旋。壮士達の英姿を見た紳士淑女達は感激の余り涙を流したとさえ言われている。

フォルク社開発の最新鋭戦車「ツィタデレ1」配備開始
昨日お披露目した新鋭戦車「ツィタデレ1」







フォルク社が開発した新主力戦車「ツィタデレ1」が、ミッテラント王国陸軍に配備される事が正式決定した。
「今後益々不安定さを増していくであろう国際情勢に対応し、国内を侵犯する破壊者共を撃退する為に、この世界に誇る戦車ツィタデレ1を、何れ旧式であったアインホルン戦車に変わる王国陸軍の主力戦車としていく方針だ」と陸軍スポークスマンは大いに熱弁した。

・その他ヘッドライン
エンスランド共和国、尚海協力機構に加盟

2009年11月5日木曜日

フェローチェに宣戦布告 他

フェローチェに宣戦布告
本日0時頃、ミッテラント王国はフェローチェ連盟に宣戦を布告。
これを受け国王陛下はミッテラント王国空軍に対しフェローチェ地域猛爆を命ぜられ、現在空軍はフェローチェ南部を爆撃し、大戦果を挙げた。
更に陸軍がスピリックス連邦軍と共同でフェローチェ首都グランディオーソへ侵攻中、市街は戦火に包まれているが、ティル・カイテル陸軍総司令官によれば「数日中に陥落する」模様。

ミッテラント同盟分裂、アドルフ・フォン・オイレンブルク議員が新党発足
ミッテラント同盟党員であり、同党で絶大な影響力を誇る「5元老」の一人であるアドルフ・フォン・オイレンブルク議員が会見を開き、ミッテラント同盟からの離党と新党「鉄兜前線党」の発足を発表した。
同議員は5元老の中で最も保守的とされ、国家人民党による遷都案が提出された際にはいち早く議会を退室した議員として有名である。
オイレンブルク議員は記者会見で以下のように発言した。
「無策な同盟も、翼賛的な国家人民党も最早必要ない。これからは我々が前線に立ち、王国の未来を切り拓くのだ」
同議員に従った保守強硬派の同盟党員も多く、5元老の一人であるエーリヒ・シュタウフェンブルク議員もオイレンブルク議員と共に同盟から離党した。
これに対しヨーゼフ・ブルートゥス議長は「彼等『老害』議員の離党は我々にとって非常に好都合な出来事だ。これで我々ミッテラント同盟の見解は統一されたといって過言ではあるまい」と相変わらずの口調でオイレンブルク議員らの離党に歓迎の意を表した。
尚、オイレンブルク議員がミッテラント同盟から離党した理由は明かされていないが、前線党員によれば、今後の方針を巡ってオイレンブルク議員を中心とした強硬派と、ブルートゥス議長率いる保守穏健派の間に「修復不可能な亀裂」が走ったとしている。

その他ヘッドライン
・ノイバウト政府潰滅、詳細は不明ながらも喜ばしき報せ
・国王陛下の否認により「国号及び君主号変更案」廃案

2009年10月27日火曜日

アインモーント州独立 他

アインモーント州独立
ミッテラント領アインモーント王国国旗






南晦月地域のアインモーント州が独立する事が植民地庁により明らかとなった。
アインモーント州は晦月出兵の際に獲得した領土で、ネルヴィルにおける重要な貿易拠点である。
植民地庁は会見で「アインモーントの独立により、無駄な支出はカットされ、歳入は増えるだろう。ミッテラント臣民によって組織された政府が当面運営していくが、時がたてばアインモーント住民の官吏を登用していく用意もある」
と発表。
初代総督は「ヨアヒム・ミュラー」
旧オルテン=レーヴェン州知事である。

ヨアヒム・ミュラー総督










国名、君主号に関する重大発表
全ミッテラント臣民の皆様へ、これからミッテラント第三王国に関する重大な発表がございます。
ミッテラントは、第三王国建立宣言を旧国連ビルにて全ヴァレフォール人民に宣言以降、カール・フォン・グロストフⅠ世陛下の類稀なる御指導の下強盛大国の建設に成功致しました。
更にファーレラント防共戦争や、晦月小王国への派兵…何れも国家の前途に暗雲をもたらす事無く、敵側の撤退または全面降伏による輝かしい勝利を収めました。
今やミッテラント王国は比類なき経済大国であり、その名を世界に燦然と記しております─
さて、先日ミッテラント王立議会にて「国名及び君主号変更案」が可決され、現在国王陛下の裁可を待っております。
この法案が可決されればミッテラントは、君主号は恐らく王の上位である「皇帝」国名は皇帝が統治する「帝国」へ『昇格』する事でしょう。



・その他ヘッドライン
進む都市防災化、首相「あらゆる災害による被害を最小のものとする」
ヴァレフォール各地でUFO確認?「その様な物は見たことが無いが、死ぬ前に一度見てみたい」と陛下
テロ事件再発。オルゲンフルト爆破犯の犯行か

2009年10月24日土曜日

晦月解放 他

[報道]晦月解放
晦月の某都市へ進軍する外人部隊







「晦月解放」多くの晦月市民が望んでいたであろうそれは達成された。
本日ミッテラント外人部隊は何者の妨害を受けるまでも無く晦月西南部の海岸地域、及び内陸部を攻略。晦月市民の大歓迎を迎えた。
ある現地住民は「政府は自らの権力を維持する為に我々を馬車馬の如く働かせた。ミッテラント軍がこの地に現れた時、まるで童話の中の神様を見ている様な気持ちに浸れた」と言い、ミッテラント外人部隊の兵士達を敬謙な眼差しで見つめていた。
その後ミッテラント王国陸軍1個師団が解放地域へ治安維持の為派遣され、現在晦月地域は圧制を敷いた政権からの解放によってお祭り騒ぎになっている。

[報道]容疑者不明のテロ事件
首謀者のイメージ










オルゲンフルト(11.8)にて謎の大爆発が発生した。
死者の数は夥しく、にも関わらずこの様な大規模犯罪の証拠が「首謀者のサイン」以外は全く残っていなかった。
現在王国は戒厳令が敷かれており、国家特務隊が総力を挙げて捜索中との事である。

晦月派兵 他

[報道]晦月派兵
晦月空域へ向う大空の戦士







「晦月政府を打倒せぬ限り、ネルヴィル地域に安寧は無い」
ミッテラント王国は晦月小王国に宣戦布告した。
晦月小王国は国際社会に積極的参加をしないばかりか、軍事的空白地帯を造り、いたずらに侵略を招いてはネルヴィル・オーシャンを混沌に陥れた。
我が国はこの不正義の国家に敢然と鉄槌を加えねばならない。
それが国際秩序、そして世界の安定に必要不可欠な大事業だからだ。

ミッテラント外人部隊派兵決定
ミッテラント外人部隊










「強靭なる決断力は、我々に秩序をもたらす」
ミッテラント王国政府は、晦月地域へミッテラント外人部隊3個連隊を派兵を決定。
8時頃には強硬な輸送艦が晦月の防衛線を食い千切り、晦月の良民達を解放するだろう。
その後正規軍であるミッテラント陸軍1個師団が、栄光の旗をたなびかせて晦月首都に「凱旋」する予定だ。

2009年10月22日木曜日

旧都浸水 他

[報道]旧都浸水
「私が見てきた水害の中で、これ程酷いものはない」
旧都オーヴァンブルクを二分するベル川が、大雨によって氾濫。
ミッテ区を始めとする多くの区域が水没し、戒厳令の後国家特務隊災害局が投入された。
被害は1万戸を優に超えており、政府は早急に対策すべく緊急会議を設置。
ハインリヒ・ユング首相は「直ちに協議しなければならない問題、問題解決に尽力する」と発言した。

[報道]世界各地で食料危機発生
「王国は食料確保に全力を挙げる」
世界各国が食料不足に喘ぐ中、貿易機関にて大々的に穀物が取引される事態が頻発している。
これに対しミッテラント王国政府は20000万トンを諸国に輸送し、ヴァレフォール的大難題に当っていく事を広報にて発表。
国王陛下は「全ての人民にパンを」と仰られ、危機的状況が解決するまで黒パンを食する事をテレヴィジョンにて表明なされた。
尚、ミッテラント有数の科学者によって発表される『終末時計』はこの食糧危機によって遂に3分前まで進む事となった。

[報道]大規模軍縮発表。食糧危機の影響?
「機械化が進んだ我が軍は、10万もの人数を抱えていようといなかろうと、国難を打破し、見事問題を解決できると確信している」
国際情勢が揺れ動く中、ミッテラント陸軍は陸軍人口を大幅に減少させる事を報道陣に発表した。
陸軍を退役した臣民には退職金と大規模な農地を与えるとも。
ある大学助教授曰く「この食糧難に際し政府も本腰を上げて来たと言う事でしょう、国王陛下も黒パンを食して臣民への食糧配給を優先なさると仰っておられます。我々臣民も、この重大危機に断固として立ち向かわねばならんのです」