北バーラジア地域で武装蜂起 他

北バーラジア地域にて武装蜂起、国際情勢大いに悪化

昨日未明、北バーラジア地域にて大規模な武装蜂起が発生し、同地域に「バーラジア民主共和国」が成立した模様。
これに対しミッテラント王国政府は、不法な破壊活動による政権樹立を容認しない構えを見せている。
臣民の大多数も北バーラジアには否定的な姿勢を見せており、90％以上が自由主義の同胞たるバーラジア共和国の国難を救うべしと訴えている。
一方自由連合党首であるフランツ・マティウス氏は北バーラジアの独立を認める声明を発しており、波紋を呼んでいる。

ブラウブルクにて共産主義者のテロル勃発、「雷槌特務部隊」の活躍により鎮圧される
本日0時頃、ブラウブルクにて共産主義者による小規模なテロが発生した。
直ちに「義勇兵」が派遣され、テロリスト数十名を銃殺、数名を確保した。
義勇兵とは国王陛下直属の治安維持軍であり、中でも「雷槌」特務師団は精鋭中の精鋭である。
尚、この事件には容疑者の自白によりディルタニア連邦の関与が示唆され、政府は事態の説明を要求している。

「雷槌」特務師団
国王陛下直属の「義勇兵」フライ・コールの中で最も高い戦闘力を誇る特務師団。
王への忠誠、戦闘力等、義勇兵の中で「最優秀」である者が入隊する事が出来る部隊である。
「長いギロチンの朝」事件においては全国の「王党派(前国王の熱狂的支持者)」を射殺、若しくは検挙した。
ちなみに「義勇兵」は2月政変にて結成された民間人による武装集団であり、後に国王直属の私兵として再編成される(実際の指揮権は当時首相であったカール・フォン・グロストフⅠ世陛下にあった)。
「王国存亡の危機」と判断された際、王立議会の許可無くとも王の指示で行動する事が可能である(王立議会が停止している場合)。
それ以下の事態が発生した場合、派兵には一応王立議会で是非が問われるが、これまで議会で派兵案が否定された事は無い。
概念自体が曖昧な為、小規模な暴動でも「王国存亡の危機」と王立議会で判断されれば義勇兵が全国に派兵される。
規模は10個師団規模で、最新鋭の武装を常備している。
装甲擲弾兵用スーツ「ベルセルク・ギア」も、現時点では義勇兵しか装備していない。